お
追い焚き機能(おいだききのう)
浴槽の湯が冷めた時に沸かし直す機能のことを言います。
オイルフィニッシュ(おいるふぃにっしゅ)
木材に乾燥油を染み込ませる塗装仕上げ。チーク材などに適しており、ナチュラルな感じが生かされ、北欧の家具に多く見られる塗装方法です。
黄金比(おうごんひ)
ある線分を2分したときに、大きい部分と小さい部分の比が、全体と大きい部分との比に等しくなるような比率で、1:1.61803・・・・となる。古代ギリシャ以来、最も均整のとれた美的な比例関係とされてきました。
大津壁(おおつかべ)
土壁仕上げの一種で、滋賀県の大津付近で取れる土を使ったことから由来しています。石灰に色土とすさを混ぜたもので、平滑な仕上げ面が漆喰塗りやプラスター塗りに似ていますが、漆喰に比べ黄変などが出にくいのが特徴。
大引(おおびき)
木造の1階床組みで、根太を受ける部材のこと。
オーク(おーく)
広葉樹の一種。ブナ科の常緑高木。木質は白、または やや赤みを帯びて、堅くて耐久性があり、家具材によく用いられています。
オートライト(おーとらいと)
人の気配を感知して自動的に点滅する照明のこと。
オーニング(おーにんぐ)
家の外部の窓や出入り口の上に取り付ける、布地でできた可動式のテントのこと。
オーバーカウンター(おーばーかうんたー)
システムキッチンのシンクや洗面カウンターの洗面器の取り付け方法のひとつ。それらの縁の部分がカウンターの上面に来る納まり。
オーバーレイ(おーばーれい)
表面に塗膜を作ったり、シート状のものなどをかぶせたりすること。表面を合成樹脂類で被膜したり、化粧単板、紙布類、金属板などを接着した合板をオーバーレイ合板と総称で呼んでいる。
オープンシェルフ(おーぷんしぇるふ)
扉のついていない棚のことを言います。
オーブン(おーぶん)
本来はかまどや炉の総称ですが、一般的には熱した空気によって、蒸し焼きにする「加熱調理器具」のこと。
お神楽(おかぐら)
平屋の住宅で2階を増築するようなとき、通柱を使わず管柱のみで、2階建てとする構造のこと。また、「太神楽造り」とも言われている。
屋上緑化(おくじょうりょっか)
ビルや住宅などの建築物の屋上に、芝や樹木などを植えて緑化すること。
奥行き(おくゆき)
手前から向う側の方向への水平距離で、寸法を表すときの方向のこと。家具の場合などでは、前面から背面までの寸法となります。一般には間口のW、高さのHに対して、奥行きはDと表示します。
押入れ(おしいれ)
寝具などを収納する、奥行きの深い造り付けの収納スペースのこと。
押縁(おしぶち)
板状のものの継目や端部などの隙間を隠したり、押さえのために取り付ける細い棒状の部材のこと。
汚水(おすい)
住宅設備の場合は、水洗便器から排出される汚物を含んだ排水のことを言います。
追掛け大栓継ぎ(おっかけだいせんつぎ)
上木、下木のすべり込み部分には、1/10程度のすべり勾配を持たせ、二つの木材を引き寄せ、胴付き部分が密着するように大栓を用いる継手のこと。
乙種構造材(おつしゅこうぞうざい)
目視等級製材で、主として圧縮性能を必要とする部分に使用する製材のこと。柱(通柱・管柱・隅柱)・小屋束などの垂直材に用いる。
落し掛け(おとしがけ)
床の間の正面上部の垂れ壁の下端に設ける横木のこと。
踊り場(おどりば)
階段の途中に設けられた踏面を広くした部分のこと。住宅などでは、高さ4m以上の階段は、4m以内ごとに「踊り場」が必要とされています。
オフホワイト(おふほわいと)
真っ白ではなく、色味が加わった白のこと。
オプション(おぷしょん)
製品やサービスにおける追加注文のこと。一般に、一定の完成品に対して利用者が選択的に追加することで、機能を追加したり性能を高めるといった目的を持ったものを指します。また、その製品・サービス自体を指す。
親子リレー返済(おやこりれーへんさい)
親子で返済するローンのことで、親の年齢がローンの規定年齢をこえている場合でも借りることができる。また、親の年齢にかかわらず、子の年齢によって返済期間が設定する事が出来ます。
オリエンテーション(おりえんてーしょん)
本来は東に向けることを言いますが、建築製図では方位を指し、図面にオリエンテーションを表示をすることで、通常は北を示す記号を入れます。
折戸(おれど)
開いたときに折りたためるようになっている戸の総称で、主にクロゼットの扉に用いられています。
温水式床暖房(おんすいしきゆかだんぼう)
床内部に配管を敷設して温水を供給し床表面を暖める方式のこと。主な熱源はボイラーや給湯器ですが、電気式ヒートポンプを利用した機種もあります。
温度補正(おんどほせい)
コンクリートの設計基準強度にコンクリート打設から28日後までの期間の、予想気温による強度補正値を加える値のことを言います。コンクリートの温度補正は、冬場の低温によるコンクリート強度の発現低下に対するために行います。
オイルステン塗料(おいるすてんとりょう)
油溶性の染料または顔料を石油系の溶剤に溶かし、少量の油性ワニス、ボイル油を配合した塗料のことを言います。
横架材(おうかざい)
建物の骨組みで、横に架け渡された構造材のこと。梁、桁、棟木、母屋、胴差しなどを指します。
応力(おうりょく)
骨組みに外力が加わる時、これに抵抗するように部材内に生じる力のこと。
大壁(おおかべ)
柱と柱の間に間柱を設け、壁で柱を被覆して納める壁のこと。
大平板(おおひらばん)
石綿セメント板の平板を指します。防火、防湿、絶縁性に優れ、酸化腐食しないので、火や水を使う場所の壁や天井材に用いられます。
大谷石(おおやいし)
凝灰岩の一種で、宇都宮市大谷町付近から産出される柔らかな石材で、門柱や塀などに多く使用されています。噴出した火山灰や砂などが堆積し凝固した石で、層状をなしている。
オーダー家具(おーだーかぐ)
既製品ではなく、特別に注文する家具のこと。
オートロックシステム(おーとろっくしすてむ)
暗証番号や住戸内からの操作(電気錠)によって、ドアの施錠や解錠を行うシステムのこと。
オーニング窓(おーにんぐまど)
横すべり出し窓のサッシ障子を数枚設けた窓のこと。
オーバーハング(おーばーはんぐ)
下階よりも上階が張り出し、スペースが広くなるように設計された形式のこと。
オープン外構(おーぷんがいこう)
敷地の周囲に塀を造らない、開放的な外構で道路から家が丸見えになる状態のこと。
オープンキッチン(おーぷんきっちん)
キッチンとリビングやダイニングなどの部屋を仕切らずにワンルームになっているキッチンの間取りのこと。
オール電化システム(おーるでんかしすてむ)
冷暖房設備や給湯、調理設備など、住宅内の熱源を全て電気としたシステムのこと。
置き型洗面器(おきがたせんめんき)
カウンターの上における洗面器のこと。
置敷き(おきじき)
グリッパー工法や接着剤等を使用して固定せず、床に置くだけのカーペットを敷く方法のこと。タイルカーペットやラグなどが置敷きタイプにあたります。
納まり(おさまり)
部材の取り合いや取り付け具合、落ち着き具合、仕上がり具合、などを指す。
筬欄間(おさ欄間)(おさらんま)
細い桟を縦に細かく組んだ欄間のこと。また、縦桟に横の桟を中央に三筋、上下に各一筋程度いれた欄間も筬欄間と呼ばれています。
押出法ポリスチレンフォーム
(おしだしほうぽりすちれんふぉーむ)
完全に独立した無数の気泡でできた発泡体の断熱材で、耐水性に優れ、板状で適度な硬さをもっているため加工しやすく、鉄筋コンクリート構造の打ち込みや外断熱(外張り断熱工法)に適した断熱材。
オスモカラー(おすもからー)
ドイツのオスターマン&シャイベイ社がつくる植物性の木工用の塗料のこと。オスモカラーの主成分は、自然の植物油(ひまわり油、大豆油、アザミ油)と植物性ワックス(カルナバワックス、カンデリラワックス)で作られているので、有害なホルムアルデヒドなどを発散・放出させない無公害塗料です。
オットマン(おっとまん)
「イージーチェア」や「ソファ」とセットで使う、足を載せる低いスツールのこと。「フットスツール」とも呼ばれています。
落とし込み浴槽(おとしこみよくそう)
在来工法の造り付け浴室の床面に埋め込んで設置する浴槽のこと。
鬼瓦(おにがわら)
和風建物の棟(大棟、隅棟、降り棟など)の端などに設置される瓦の総称のこと。
オニックス(おにっくす)
石灰岩の一種で、断面に波状の縞模様をもつ大理石のこと。オニックスマーブル、縞大理石、層状大理石とも呼ばれています。
オブジェ(おぶじぇ)
対象、物体の意から、写実的な彫刻とは異なり、物体自体の存在を強く主張するような立体的な芸術作品のことを言うようになった。
親子扉(おやことびら)
2枚のドア幅が大小異なる両開きドアのこと。
折り返し階段(おりかえしかいだん)
コの字型に方向を変えて上がる階段で、途中に踊り場を設けた階段のこと。
織部床(おりべどこ)
床の間の形式で、床の間の位置にあたる場所の天井廻縁の下に、幅18〜21cmほどの化粧板(雲板、若しくは、織部板とも呼ばれている)を貼り付けた簡易形式の床の間のこと。
オレフィン紙(おれふぃんし)
ポリエチレン・ポリプロピレンなどの合成樹脂を主原料とし、燃焼時の発煙量が少なく、塩化水素などの有毒ガスがほとんど発生しません。安全性に優れた地球にやさしい紙です。
温水洗浄暖房便座
(おんすいせんじょうだんぼうべんざ)
一般的に「ウォッシュレット」、「シャワートイレ」と呼ばれ、温水の噴出しによって用便後の洗浄ができる暖房便座のこと。
オンドル(おんどる)
古くから朝鮮や中国東北部で用いられてきた床暖房装置。かまどや炉から出される燃焼ガスを、居室の床下に設けた煙道に通して、床全体を暖めます。